<<リス・ムササビネットワークによる南九州のニホンリス生息調査>> ‘07年度イオン環境財団助成活動
〜 第1期 調査ボランティアを募集します! 〜
活動責任者 片岡友美(NPO法人生態工房)
リ・ムネットのこれまで10年間におよぶ情報交流のなかで、「中国・九州地方におけるニホンリスの分布状況」は多くの会員が共有する興味関心事だったと思われます。当地域のニホンリス生息調査活動に対し、昨年リ・ムネット会員らが(財)イオン環境財団へ助成申請を行ったところ、今年度(07年度)1年間の活動助成を受けられることになりました。
当初の計画では中国・九州地域を調査対象としていましたが、些少な助成金を有効に活用するため、今年度は鹿児島-宮崎県境の霧島山・韓国岳周辺を対象として調査活動を実施することにしました。小規模な地域における短期間の調査ですが、有志の皆様とともに野外調査を行って、是非とも当地域のニホンリスの生息状況を把握したいと切望しております。会員の皆様、またはお近くにご興味のある方がいらっしゃいましたら、是非お誘い合わせのうえ、ご協力を頂ければ幸いです。
↓当活動の趣旨や概要に関しては、以下を参照してください↓ ・「リスとムササビ」第18号「九州地方のニホンリスについて」 安田雅俊 ・日本哺乳類学会2007年度大会講演要旨集 「九州で絶滅危惧のニホンリスを探す‐どこでどのように?‐」
安田雅俊・片岡友美
<活動協力> 安田雅俊氏(森林総研九州支所)
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■調査期間 〜第1期〜 2007年10月2日〜11月25日
■調査地 鹿児島・宮崎県境;「霧島山・韓国岳周辺」 ■調査内容 ・調査地内のアカマツ林において、ニホンリスの食痕や生息痕跡を探索します。
・調査地内でいくつか方形区を設置し、毎木調査を行います。 ■応募者条件 ・18歳以上の方(未成年の場合は保護者同伴または要承諾) ・リ・ムネット会員または会員から紹介された方 ・野外調査の経験不問。 →体力に自信の無い方でも参加可能です。
・現地までの交通費、食費、滞在費は、原則として無償範囲(=自己負担)。
→現地の調査活動に使用する車(ガス代含む)・機材・資料・参加者のボランティア保険に掛かる費用はこちらで用意します。 ■参加申し込み方法
上記の調査期間で参加可能な日を お知らせください。折り返し、調査日程と活動に関する詳細をご連絡いたします。参加は1日だけでも長期間でも受け付けます。申し込みは、参加希望日の3日前までにご連絡をお願いします。
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【その他】
●参加者のボランティア保険は(社)社会福祉協議会にて登録契約します。参加申し込みから活動参加まで日数が少ないという場合は、保険加入手続きを参加者各自にお任せするかもしれませんので、予めご了承ください。 東京都社会福祉協議会(ボランティア保険) http://tcsw.tvac.or.jp/info/pdf/volunteerhoken-1903.pdf
●第1期調査の活動拠点として、鹿児島県霧島市内で賃貸アパートを1部屋借りました。参加者の方は寝袋を持参していただければ、誰でも当部屋を利用できます(滞在費無料)。ただし、1部屋の利用人数に制限がありますので、希望される方は事前にご相談ください。
●遠方から参加する学生、および、長期滞在して参加を希望される方には、僅少ですが交通費・滞在費の一部支給を検討しています。事前にご相談ください。 【お知らせ】
第2期調査は、2008年1月〜3月に南九州地域で実施します(詳細未定)。第1期調査には参加できなかったが、第2期調査期間ならば参加可能という方は是非ご一報ください。可能な限り、こちらで調査日程を調整いたします。
【参加申し込み・調査に関するお問い合わせ】
片岡知美(risusagashi@fieldnote.com)までお願いします。
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